江沼郁弥<DIGITAL SINGLE>「夏をあきらめきれなくて」本日8月24日配信リリース。
音楽を楽しむ上で、「季節」は重要なファクターであると捉える。
此の厳しい夏の暑さに対し、更に熱を加え乱舞するものもあれば、冷気を伴うようなクールダウンされたものだったりだとか、そのTPOに合わせて音楽のセレクトは様々あるであろう。
約一年前にリリースされた前作シングル「景 -kei-」もそうだったように、今作もこうして夏の尾っぽのあたりに、リリースの照準を合わせている。
この時期、胸に渦巻くのは、切なさという感情と感傷である。
あんなにも猛烈な灼熱を齎した夏の後ろ姿を、我々は見送るからである。
まるで、あの猛々しかった親御らが年を老い、小さくなった背中を目の当たりにするような。
必ず時間は過ぎて行くのである。
江沼は、古来より人間の営みの中で絶対に変わりようのない、無常とも云える時間の経過への歯痒さと生の肯定を、サウンドの小気味さも加え、多元的に描いた。
これは彼なりの、今を生きる、これからを生きる人々への応援ソングなのである。
(当楽曲はライフネット生命のCMソングでもある)
江沼郁弥
5th DIGITAL SINGLE
“夏をあきらめきれなくて”
2022.8.24 Release
NNF-1010
<配信>
1.夏をあきらめきれなくて
2.夏をあきらめきれなくて -a cappella on the beach dubwise ver.-
江沼 郁弥
1988年9月24日生まれ。 2004年12月にplentyを結成し、ボーカルギターを担当。 2017年9月に日比谷音楽堂でラストライブ「拝啓。皆さま」を行い解散。 2018年9月に恵比寿LIQUIDROOMのワンマンライブにてソロ活動を開始し、限定盤EP『Prototype EP』、1stアルバム『#1』をリリース。 2019年1月にソロ初の東名阪ツアーを開催。同年3ヶ月連続で配信シングルを発表後、Zepp NambaとZepp Tokyoでワンマンライブを行い、2ndアルバム『それは流線型』をリリース。 2021年9月に配信シングル『景-kei-』をリリース。 その他「N.HOOLYWOOD SPRING 2021 Collection」をはじめ、ブランドやアーティストへの楽曲提供、アレンジ、CM曲の制作など、活動は多岐に渡る。