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執筆者の写真DOUBLE OO '96

amachi. × Yuriko Takagi vol.2 "Covered Karesansui Coat"












amachi.

Collection 013/AW2023


“ Covered ”











自然界における、「覆われる」「降り積もる」という現象にフォーカスしたコレクション


雪が降り積もること、苔や菌類に覆われること、林床に有機物が降り積もること


これらの現象はあらゆる物質、生命のフォルムを柔らかく変容させ、


絶え間ない変化のプロセスを可視化する瞬間であると捉えた



私たちの作る衣服も人々の覆いであり、世界の変容プロセスの一端を担うものであると言える


このような、触感的で柔らかなコンセプトのもと構成されるコレクションを


精神と思考、感覚で感じ取ってもらえたならば “Covered という現象を読み解く試みは


衣服の枠を出て、わずかながら社会をも覆うことができるのかもしれない











































































































福岡|天神|晴れ


Takaya:Collection 000とCollection 013の重なり。


こちらではシーズンテーマの意味することを紐解きながらご紹介致しました。


今日はまた、別の視点でご紹介致します。



"Covered Karesansui Coat"に見る石庭の静寂。



石庭が持つ元来の静寂。


冬という季節が持つ静寂。


そして雪が降り積もるという現象の持つ静寂。



石庭の美しい陰影の魅力は、雪が降り積もり石を覆うという現象によって、光のみで捉えていたものよりも圧倒的な質量に覆われることで硬さは柔らかさへとフォルムを変え、網膜への刺激は顕著なものに。



この関係性から、石庭をCollection 000に。


そして雪をCollection 013に置き換えて捉えるとこの様に。



いつも手にしている"Side Slit Shirt"と"Double Knee Cargo Pants"という土壌を覆う"Covered Karesansui Coat"。



生活の基盤として親しまれているCollection 000をCollection 013が包み込むことで、それぞれの魅力が引き出される様は、石庭に雪が積もる風景そのもの。


"Covered Karesansui Coat"のみを見ても、少しズームアウトして"Covered Karesansui Coat"を纏った姿全体を見ても、同様に静寂と陰影が持つ美しさに包み込まれています。



こうした幾重もの魅力に包み込まれたamachi.の衣服。


だからこそ、大事な物さえもすぐに手放してしまう様な時代においても、手にした者にとってかけがえのない一着となり、生活を包み込むことが出来るのでしょう。






P.S.


「Double Knee Cargo Pants - Heavy Weight」は販売済みとなっておりましたがご要望が多くございましたので再入荷しております。


どうぞお見逃しなく。






amachi. × Yuriko Takagi vol.2

「Covered Karesansui Coat」

HAND PROCESSED GARMENT:1397・1392・1394・1404 | Limited 15pieces

COLOR:Dark Gray

SIZE:4/S・5/M・6/L

MATERIAL:Wool 85% Cashmere 15%

PRICE:187,000 JPY



amachi.

「Side Slit Shirt」

COLOR:Off White

SIZE:6/L

MATERIAL:Cotton 90% Wool 10%

PRICE:46,200 JPY


「Double Knee Cargo Pants - Heavy Weight」

COLOR:Off White

SIZE:4/S・5/M・6/L

MATERIAL:Cotton 100%

PRICE:49,500 JPY














Photography by Yuriko Takagi











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