STYLE
model 178cm 68kg
Loose Neck Paesina Vest 5/M
Side Slit Shirt 6/L
Double Knee Cargo Pants - Light Weight 6/L
福岡|天神|曇り
Takaya:"Collection 012"と"Collection 000"で構成したスタイルは、コロナ以降の生活からの解放という時代の空気感がもたらす"今"の心情にも寄り添ったものとなっているように思います。
それは、袖を通す人、その一人一人に感動を与えていることを日々目の当たりにし、amachi.という事象を肌で感じて思うことです。
Loose Neck Paesina Vest
+
Side Slit Shirt
+
Double Knee Cargo Pants - Light Weight
地球の事象から"今"を捉えた「Loose Neck Paesina Vest」。
そして日々の生活の礎となる確かな強度を持った「Side Slit Shirt」・「Double Knee Cargo Pants - Light Weight」。
今シーズンのテーマは"Regarding Wave"
波や風といった事象。
その瞬間瞬間が繰り返されたと記憶されている石。
表裏一体となった"瞬間"と"永遠"。
絶え間なく流れる時間の中で一瞬を切り取ることで、永遠に続く時間を肌で感じることができる。
またその逆も然り。
amachi.という事象も同様。
"Collection 000"は、"Collection 001"から"Collection 012"までに積み重ねられた瞬間瞬間が結実したものであり、"Collection 001"から"Collection 012"のピースの中には既に"Collection 000"が存在している。
"Collection 000"が持つ普遍性は表裏一体です。
amachi.に袖を通すと"何か"が心に刻まれる理由。
コロナ以降の3年間の生活で劣化してしまったのは"五感"を使った健やかな生活です。
旅へ出れば、初めての土地の景色、生活の音や香り、その土地の恩恵を受けた郷土料理や文化に触れることで、大いなる体験となることでしょう。
視・聴・嗅・味・触覚。
旅≒外出。
外界を感知するための機能の代表的なものが"五感"ですが、"オフライン=リアル"の五つに対して"オンライン=インターネット"で使われるのは"視覚"と"聴覚"の二つ。
こうしてみると"オンライン"が構造として体験となりにくいことが分かります。
そもそも2020年代において、こうした環境に気をつけておくべきところに訪れたのがコロナ禍。
2000年代に入り、インターネットの普及とワイヤレス化によって生活の中で使われる感覚は偏り始め、コロナによってオフラインからオンライン主体の生活となり、その偏りは顕著なものになったように思います。(少子化、住宅の高層化なども起因)
劣化してしまった"五感≒生活"。
だからこそ、amachi.の衣服には感動を覚える。
それはなぜか?
それは日々の生活が繰り返される住居やアトリエといった、自らが途方もない時間を身を置く環境がいかに自らに多大な影響を与え、その環境作りがいかに重要なものであるかを知る人が生み出しているからです。
自然豊かな長野県の中でも街と山(自然)の境界に身を置き、時にはハワイ、フランス、ポルトガルといった地で暮らす友人の元へ赴き、写真や映像作品を生み出す天地氏の生活から育まれている天地氏の"五感"。
その研ぎ澄まされた"五感"で捉えられた外界(世界)を、amachi.の衣服を通して皆が無意識的に感じているのではないでしょうか。
一日の中の僅かな時間を切り取り生まれた"Collection 012"(瞬間)。
その瞬間瞬間が積み重ねられた生活から生まれた"Collection 000"(永遠)。
amachi.の衣服に袖を通せば、きっと感動を覚えることと思います。
「Loose Neck Paesina Vest」
COLOR:Blue Gray・Beige
SIZE:4/S・5/M
MATERIAL:Linen 83% Cotton 17%
PRICE:42,900 JPY
「Side Slit Shirt」
COLOR:Off White
SIZE:4/S・5/M・6/L
MATERIAL:Linen 100%
PRICE:38,500 JPY
「Double Knee Cargo Pants - Light Weight」
COLOR:Off White
SIZE:4/S・5/M・6/L
MATERIAL:Cotton 100%
PRICE:46,200 JPY
Photography by Yuriko Takagi
amachi.
Collection 012/SS2023 “ Regarding Wave “
波について
風について
それらを感ずる石を思う
葉や梢は媒介者
大気の中に存在するすべての道
打ち寄せる
流れ込む
吹きすさむ
そよぎ、傾き、浸食する
何を見て、何を見ないのか
とどまることなき存在の瞬間