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執筆者の写真DOUBLE OO '96

amachi. "Random Grid Shirt"
































福岡|天神|晴れ


Takaya:今シーズンのメインファブリックの一つ"Random Grid"で製作した"Random Grid Shirt"。


不均一な格子柄を広いリピート幅でデザインしたテキスタイルは、ウールのグラウンドに対して、柄糸のみ無染色のアルパカを使用することで、立体的かつ揺らぎのある独特な表情を生み出しています。


探すとなかなか出会うことの出来ないウールのシャツが、amachi.が生産を繰り返す定番の型でリリースされたとあって、見逃せない作品となっています。


親しみのあるネルシャツの様に扱えて保温性と放湿性を持ち、日本の気候にフィットする機能を備えます。


まだウールのシャツをお持ちで無い方はぜひ一度その心地よさを体感してください。


一枚持っておくと非常に便利なキーアイテムです。






「Random Grid Shirt」

COLOR:Dark Gray

SIZE:5/M

MATERIAL:Wool 95% Alpaca 5%

PRICE:¥46,000(tax in ¥50,600)
























amachi

Collection009 / AW2021

“Between bodies and field”





「歩行」という日常的でありながら奥深い行為を通して、得られる感覚や思考、

また行為そのものについて。 日々記録し、再解釈することで作られたコレクションです。

「歩行」とは、基本的な移動手段でありながら、

我々の身体と精神の連動性、思考の成り立ちと深く関係し、

空間や土地を理解認識する手段としても機能しています。


デザイナー自身の歩行の痕跡を、衣服に付着する種子、

雨で濡れた衣服の色の変化、日々の散歩で拾い集めた石の形状など、

身体が自然と接する事で発生する要素として抽出し、デザインに落とし込んでいます。


また、人類史的視点からリサーチを深める中、

西洋における「散歩」の起源が庭園にあることに行き着き、

歩くための空間として設計されている庭園をモチーフとした表現も

コレクションの大きな側面として存在しています。



このコレクションが、日々の歩行を捉え直す1つの契機として機能するのであれば、

それはファッションの新たな有用性になり得ると考えます。










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