福岡|天神|晴れ
Takaya:ワードローブの軸となるアウターとして選ばれている"Meeting Jacket - FO"。
乾いた色合いが美しいBeige Grayは、アースカラーとしてもグレーとしても捉えることが可能な汎用性の高いお色となっています。
霧の様に掴み所がないため、ブラックとの相性はもちろん、ベージュもしくはチャコールグレーのボトムスを合わせれば2タイプのワントーンスタイルが組め、ブラウンやカーキ、ホワイトを合わせればスタイリング全体がグラデーションカラーに。
このようにスタイリングが可能な色合わせの幅が広いのは、ベーシックカラーを混ぜたBeige Grayだからこそ。
また、独自の襟の形状はレギュラーカラー、オープンカラー、バンドカラーといったシャツをはじめ、クルーネック、ハイネック、フーディーといったカットソー、さらにはストールやマフラーとの相性も良い。
それだけではなくスタンドプロポーションにすれば風除けにもなります。
自然を由来とする色合いと、機能美が形となった完成されたデザインが一体となることで普遍性を手に入れた稀有な作品です。
ぜひこの機会に。
「Meeting Jacket - FO」
COLOR:Beige Gray・Dark Gray
SIZE:4/S・5/M
MATERIAL:Wool 85% Cashmere 15%
PRICE:¥62,000(tax in ¥68,200)
amachi
Collection009 / AW2021
“Between bodies and field”
「歩行」という日常的でありながら奥深い行為を通して、得られる感覚や思考、
また行為そのものについて。
日々記録し、再解釈することで作られたコレクションです。
「歩行」とは、基本的な移動手段でありながら、
我々の身体と精神の連動性、思考の成り立ちと深く関係し、
空間や土地を理解認識する手段としても機能しています。
デザイナー自身の歩行の痕跡を、衣服に付着する種子、
雨で濡れた衣服の色の変化、日々の散歩で拾い集めた石の形状など、
身体が自然と接する事で発生する要素として抽出し、デザインに落とし込んでいます。
また、人類史的視点からリサーチを深める中、
西洋における「散歩」の起源が庭園にあることに行き着き、
歩くための空間として設計されている庭園をモチーフとした表現も
コレクションの大きな側面として存在しています。
このコレクションが、日々の歩行を捉え直す1つの契機として機能するのであれば、
それはファッションの新たな有用性になり得ると考えます。