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執筆者の写真DOUBLE OO '96

amachi. "Layered Work Jacket"
















































福岡|天神|晴れ


Takaya:一瞬の水の揺らぎを留めた刹那の美しさを感じる「Layered Work Jacket」


デザイナーの思い入れのあるOff Whiteの高密度コットンツイルを墨流しと言う技法で染色した作品は、プリントではなく手染めのため一点一点その表情は異なります。


まさに唯一無二。


"Green Marble"はカーキやオリーブ、ランドカモといった軍物のように、スタンダードな物としてスタイルに取り入れやすい点も見逃せません。


気候の変化によってロンT、スウェット、ニット、インナーダウンと暖をとり、雨や雪といった悪天候の日にはポンチョを重ねて雨風を凌ぐ。


そんな風に、日常を彩る一着となってくれることでしょう。





墨流し

水面に染料を落とし、水面で発生した柄を布で写し取る工程で1着ずつ染色をしています。

その時々の水面の動きで柄が変化していくため、全て異なる柄に仕上がる独特な手法です。






「Layered Work Jacket」

COLOR:Green Marble

SIZE:4/S・5/M

MATERIAL:Cotton 100%

PRICE:¥136,000(tax in ¥149,600)


















amachi

Collection009 / AW2021

“Between bodies and field”





「歩行」という日常的でありながら奥深い行為を通して、得られる感覚や思考、

また行為そのものについて。 日々記録し、再解釈することで作られたコレクションです。

「歩行」とは、基本的な移動手段でありながら、

我々の身体と精神の連動性、思考の成り立ちと深く関係し、

空間や土地を理解認識する手段としても機能しています。


デザイナー自身の歩行の痕跡を、衣服に付着する種子、

雨で濡れた衣服の色の変化、日々の散歩で拾い集めた石の形状など、

身体が自然と接する事で発生する要素として抽出し、デザインに落とし込んでいます。


また、人類史的視点からリサーチを深める中、

西洋における「散歩」の起源が庭園にあることに行き着き、

歩くための空間として設計されている庭園をモチーフとした表現も

コレクションの大きな側面として存在しています。



このコレクションが、日々の歩行を捉え直す1つの契機として機能するのであれば、

それはファッションの新たな有用性になり得ると考えます。










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