福岡|天神|晴れ
Takaya：“Between bodies and field”を体現する「Trajectory Coat」。
歩くとフランスを拠点に活動している陶磁器作家"Elise Gettliffe"の作品が揺れ、その弧を描く軌道にはシームが施され、行為と呼応するギミックに。
ヘリンボーンを崩した様な独特な柄を、糸の撚糸から特殊な工夫することで立体的に表現したテキスタイルはBLACK・BLUE GRAY・BROWNで構成されており、色を拾ってスタイリングしやすくなっています。
今回は、BLUE GRAYと親和性が高くBROWNと相性の良いデニムを合わせました。
お馴染みのSTABILIZER GNZとの相性はこの様に。
良い佇まいです。
「Trajectory Coat」
COLOR：Brown
SIZE：5/M 肩幅58cm 身幅70cm 着丈90cm 袖丈60cm
MATERIAL：Wool 100%
PRICE：￥165,000（tax in ￥181,500）
amachi
Collection009 / AW2021
“Between bodies and field”
「歩行」という日常的でありながら奥深い行為を通して、得られる感覚や思考、
また行為そのものについて。
日々記録し、再解釈することで作られたコレクションです。
「歩行」とは、基本的な移動手段でありながら、
我々の身体と精神の連動性、思考の成り立ちと深く関係し、
空間や土地を理解認識する手段としても機能しています。
デザイナー自身の歩行の痕跡を、衣服に付着する種子、
雨で濡れた衣服の色の変化、日々の散歩で拾い集めた石の形状など、
身体が自然と接する事で発生する要素として抽出し、デザインに落とし込んでいます。
また、人類史的視点からリサーチを深める中、
西洋における「散歩」の起源が庭園にあることに行き着き、
歩くための空間として設計されている庭園をモチーフとした表現も
コレクションの大きな側面として存在しています。
このコレクションが、日々の歩行を捉え直す1つの契機として機能するのであれば、
それはファッションの新たな有用性になり得ると考えます。