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執筆者の写真DOUBLE OO '96

amachi. × Elise Gettliffe "Trajectory Coat"

































































福岡|天神|晴れ


Takaya:フランスを拠点に活動している陶磁器作家"Elise Gettliffe"の作品が、ボタンやチャームとしてあしらわれている「Trajectory Coat」。


その伝統を重んじたモダンなアプローチから生まれた作品に呼応するかのように、これまでのamachi.の軌跡の中で、最もラグジュアリーなテキスタイルを使用。


ヘリンボーンを崩した様な独特な柄を、糸の撚糸から特殊な工夫することで立体的に表現しています。


クラシックなステンカラーコートを軸に、雨風の侵入を防ぐストームフラップが象徴的に配され、その先端には、Elise Gettliffeによる陶器のパーツがあしらわれています。


陶器のパーツは着用するシーンの幅やクリーニングでのお取り扱いなどを考慮して取り外しが可能。


見事に両者のアイデンティティーが一つとなった大作です。






「Trajectory Coat」

COLOR:Brown

SIZE:5/M・6/L

5/M 肩幅58cm 身幅70cm 着丈90cm 袖丈60cm

MATERIAL:Wool 100%

PRICE:¥165,000(tax in ¥181,500)






















amachi

Collection009 / AW2021

“Between bodies and field”





「歩行」という日常的でありながら奥深い行為を通して、得られる感覚や思考、

また行為そのものについて。 日々記録し、再解釈することで作られたコレクションです。

「歩行」とは、基本的な移動手段でありながら、

我々の身体と精神の連動性、思考の成り立ちと深く関係し、

空間や土地を理解認識する手段としても機能しています。


デザイナー自身の歩行の痕跡を、衣服に付着する種子、

雨で濡れた衣服の色の変化、日々の散歩で拾い集めた石の形状など、

身体が自然と接する事で発生する要素として抽出し、デザインに落とし込んでいます。


また、人類史的視点からリサーチを深める中、

西洋における「散歩」の起源が庭園にあることに行き着き、

歩くための空間として設計されている庭園をモチーフとした表現も

コレクションの大きな側面として存在しています。



このコレクションが、日々の歩行を捉え直す1つの契機として機能するのであれば、

それはファッションの新たな有用性になり得ると考えます。










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