福岡|天神|雨
Takaya:梅雨の気配を感じる季節になってきましたね。
暑さや湿度を感じてリネンの衣服を手にし始めた方も多いのではないでしょうか。
リネンを使用したピースが豊富なamachi.の作品群もいよいよオンタイムとなり、私自身も着用頻度が高くなってきました。
風が抜ける涼しい着心地はもちろんですが、暑くなるこれからの季節はスタイリングに用いるアイテム数が減るため、アウターの様にスタイリングを決定的なものとするボトムスが欲しいという声も増えてきました。
そこで今日は注目が集まり始めている「Water Drop HiWaist Pants」をご紹介します。
雨季と乾季がある北カリフォルニアでの体験が反映された本作は、その名に冠されている様にスタイリング力に優れたハイウエストプロポーションが特徴。
フロントにはフランスを拠点に活動している陶磁器作家"Elise Gettliffe"の作品がチャームとしてあしらわれ、共生地のベルトが付属することで、ボトムスとベルトが一体化する収まりの良さも魅力です。
そして忘れてはならないのが肌離れの良いカリッとしたタッチのテキスタイル。
素晴らしい履き心地です。
乾季を表現したBrownは、「Seeds Traveling Tee」との相性も抜群。
タックインしてもアウトしてもキマります。
「Water Drop HiWaist Pants」
COLOR:Brown
SIZE:4/S・5/M・6/L
MATERIAL:Cupro 43% Cotton 30% Linen 27%
PRICE:81,400 JPY
「Seeds Traveling Tee」
COLOR:White
SIZE:5/M・6/L
MATERIAL:Cotton 100%
PRICE:23,100 JPY
amachi.
Collection 010 “ Invisible environment “
土中の水脈、植物の根がもつ複雑なシステム
地上に立つ我々が視覚的に捉えることはできなくとも
一筋の水の流れの先に常に存在している、〈 見えない環境 〉
その循環へ目を向けたのが今回のコレクションです
土中に存在している水、土、植物の根
それらの密接な関係性が、我々の目にしている地上の自然物以上に環境を左右し
植生や気候を形作っているということを意識してみると
普段目にしている風景の捉え方が一変します
それは、具体的な植生の再生や、森林環境の改善にも役立つ視点ですが
同時に、自然の持つ複雑で緩やかなシステムを
体感的に理解していくきっかけにもなると考えます
こうした〈 見えない環境 〉について科学的視点から理解を深める過程は、
幼少期、北カリフォルニアで体感していた自然理解 例えば、乾季と雨季の移り変わり 春に日々ニジマスを釣り、泳いでいた大きな川が夏に向け徐々に干上がり、 緑色の草原は黄金色に変化していく風景を思い出す事と同義でありました
その様な感覚を色彩や素材使い、ディテールワークへ
より抽象化されたコレクションのムード、衣服から広がる空間性へと
落とし込むことを試みたシーズンです