amachi.
Collection 014/SS2024
“ Phenology ”
ツバメの飛来、桜の開花、河の凍結など
すべての生態学的現象は季節の移ろいとともに始まり、終わる
動物、植物、自然現象、それぞれががもつ周期性
常に変化しながら、様々な組み合わせとして現れる “風景”
そのリズムや移り変わりそのものをテーマにしたコレクションを創ってみたい
そう考えていた頃、“季節学” と呼ばれる学問が存在することを知った
膨大なフィールドワークをもとに
動植物と自然環境の相互関係や連鎖を観測し研究する分野である
対象は自然界に留まらず、人々が夏服・冬服を纏う初日/末日を観測するなど
人間社会への観察をも含んだ
まさに “万物が気候に応じて変化するありさま” をとらえる学問であった
一年を二つのシーズンに分け、およそ半年間のワードローブを
一つのコレクションとして発表する周期の中で
私たちなりに、季節と向き合い、思考する
これまで当然のように繰り返してきたことに改めて向き合う “季節学”
冬枯れから春へ向かう時期、ツバメや花々が見せるある瞬間の色の組み合わせのような
心に残る情景に感性をゆだねて表現したシーズンとなった
福岡|天神|曇り
Takaya:amachi.がまた新たな領域へと歩を進め、その可能性を押し広げたことを知らせる一着と言える衣服"Fabric Forming Coat"。
Collection 014 / SS2024 "Phenology"を礎に、Another Storyとして語られる"Gateway - Worker Jacket"と同様のシェイプを取り込んで構築されたFabric Forming Series。
Fabric Forming Coat
+
Fabric Forming Baggy
Collection 000に通づるコートスタイルの上下という位置付けで生産された、今シーズンのハイライトの一つとなる重要なピースです。
上の"Fabric Forming Coat"は、Collection 013 / AW2023 "Padded Forming Jacket"の系譜を継ぐドルマンスリーブを採用。
また、素材はFabric Forming Baggyと同じく100% Cotton。
天然素材で構築した"ソフトシェル"という立ち位置で、気候に応じたレイヤリングにも適しており10月から6月にかけて活躍します。
所詮はBLOGですので、その凄さが全く伝わらないのが残念ですが、例えるならば"Meeting Jacket"・"Double Knee Cargo Pants"に匹敵するような代物。
SSでのリリースですが、SS+AWを包み込む汎用性の高さはまさにこの二つが有しているものと同じものであり、尚且つアウターという視点では"Meeting Jacket"には無かった新しい使用法が可能となっているのが"Fabric Forming Coat"。
"Meeting Jacket"・"Double Knee Cargo Pants"をご愛用の方は必見です。
Fabric Forming Coat
Deep Gray・Off White
5/M・6/L
100% Cotton