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執筆者の写真DOUBLE OO '96

amachi. Collection 011 "Altitude.1520 Knit"




















































福岡|天神|晴れ


Takaya:気分が高まっているニット。


それに求められているのは、色彩が美しく袖を通して高揚感があるものなのではないでしょうか?


そんな特別なニットを生産し続けているブランドといえばamachi.です。


今シーズンのamachi.のニットは、これ以上のクオリティーで生産することが不可能という最高峰の物作りが行われています。


2022年。


買いやすい価格帯に納めるために化学繊維を使い、クオリティーを下げるブランドが多い中、こういった意思のある物作りを行うブランドは稀有な存在となりました。


袖を通して心が動く。


皆が求めているであろう"本物"に触れた時のあの感覚。


日常に美を見出す天地氏の"こうありたい"という意思を感じます。


店頭ではそんな体験をしてamachi.のファンになる方が増え続けています。






「Altitude.1520 Knit」

COLOR:Navy × Gray・Green × Gray

SIZE:5/M・6/L

MATERIAL:Alpaca 89% Nylon 11%

PRICE:82,500 JPY





















amachi.

Collection 011/AW2022 “ Vertical Concept “






山岳地帯での生活を原体験にもつ私にとって

移動することは、山を登り、下りること

そして、木登りすることに象徴されるように

垂直方向へ行われる行為でありました


木登りを通して、自然の中に展開する垂直軸へ目を凝らすと

はっきりと変化してゆく植生、湿度、温度

それらが構成する個別の世界を見つけることができます


地面の高さで感じる腐植質、苔、土や鉱物の香り

そこから数センチ目線を上げたところに現れる下草

上へ行くほどに樹木の存在感が強くなってゆき

さらに上空には葉や梢のみずみずしさ、太陽の光

風の流れといった地上とは異なる世界が広がっています


垂直方向へ向かって多層的な広がりを見せる自然界


均質化した都市空間では感じる機会が少なくなった

そうした自然の営みへ思いを巡らす中で

繊細で美しい素材の質感や香り、空気の生み出すグラデーションを

一つのコレクションとして表現してみたいという思いに至りました


それぞれのピースには垂直方向へ連なる多層性

あるいは垂直軸に存在する一定の高さで感じ取ることができる情景を反映しています


“垂直”に切り取ることで、日常の意識を異化する

それが今季のコレクションの試みとも言えるでしょう











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