Collection 010 / SS2022
"Invisible environment"
HAND PROCESSED GARMENT
Limited | 10Pieces
Launch!!
福岡|天神|晴れ
Takaya:amachi.のシンボリックなディテールとなるハンドステッチによってシーズンテーマ"Invisible environment"を表現した「Suimyaku Jacket」。
その名に冠されている通り、普段地上にいる私たちには目にすることの出来ない”水脈”を模した流路がポケットの役割を取り込みながら表現されています。
本作は、北カリフォルニアの山岳地帯エルクバレーで生まれ、電気も水道もない大自然のなか、全てを手作りする環境で幼少期を過ごしたデザイナー吉本天地氏の体験に由来。
北カリフォルニア特有の乾季と雨季。相互の繰り返しに合わせて芽吹きを繰り返す植物。
乾季には干上がってしまう川。
しかしながら目には見えない環境下、地中を流れる水脈には水が存在し、流れを止めることはありません。
地上の表面。地中の裏面。
リバーシブル仕様とすることで普段目には見えない水脈が露出するデザイン。
そして、ボタンにはフランスを拠点に活動している陶磁器作家"Elise Gettliffe"による作品があしらわれています。
全世界で10ピースのみしか存在しない特別なものとなっています。
amachi. × Elise Gettliffe
「Suimyaku Jacket」
COLOR:Natural
SIZE:4/S・5/M
MATERIAL:Cotton 100%
PRICE:¥110,000(tax in ¥121,000)
amachi.
Collection 010 “ Invisible environment “
土中の水脈、植物の根がもつ複雑なシステム
地上に立つ我々が視覚的に捉えることはできなくとも
一筋の水の流れの先に常に存在している、〈 見えない環境 〉
その循環へ目を向けたのが今回のコレクションです
土中に存在している水、土、植物の根
それらの密接な関係性が、我々の目にしている地上の自然物以上に環境を左右し
植生や気候を形作っているということを意識してみると
普段目にしている風景の捉え方が一変します
それは、具体的な植生の再生や、森林環境の改善にも役立つ視点ですが
同時に、自然の持つ複雑で緩やかなシステムを
体感的に理解していくきっかけにもなると考えます
こうした〈 見えない環境 〉について科学的視点から理解を深める過程は、
幼少期、北カリフォルニアで体感していた自然理解 例えば、乾季と雨季の移り変わり 春に日々ニジマスを釣り、泳いでいた大きな川が夏に向け徐々に干上がり、 緑色の草原は黄金色に変化していく風景を思い出す事と同義でありました
その様な感覚を色彩や素材使い、ディテールワークへ
より抽象化されたコレクションのムード、衣服から広がる空間性へと
落とし込むことを試みたシーズンです