福岡|天神|晴れ
Takaya:シーズンテーマ"Invisible environment"を表現したディテールが、自然の構造と同調するように衣服の構造として取り入れられた「Ripple Set-up」。
ボタンやシーム。
平面の生地を立体に起こすパターンによって衣服が形成される中で、生地を切り抜くカッティングラインが、山に降った雨が土中を流れる水脈を辿り、川へと導かれ海へ流れる事象を受け止める地層を模し、縫い上がった際にはシームが波打つようなギミックに。
フランスを拠点に活動している陶磁器作家"Elise Gettliffe"の作品が、ボタンとしてあしらわれている「Ripple Jacket」と「Ripple Pants」とのセットアップ仕様。
amachi. × Elise Gettliffe
「Ripple Jacket」
COLOR:Charcoal
SIZE:4/S・5/M
MATERIAL:Cupro 55% Cotton 38% Linen 7%
PRICE:¥81,000(tax in ¥89,100)
amachi.
「Ripple Pants」
COLOR:Charcoal
SIZE:4/S・5/M
MATERIAL:Cupro 55% Cotton 38% Linen 7%
PRICE:¥48,000(tax in ¥52,800)
amachi.
Collection 010 “ Invisible environment “
土中の水脈、植物の根がもつ複雑なシステム
地上に立つ我々が視覚的に捉えることはできなくとも
一筋の水の流れの先に常に存在している、〈 見えない環境 〉
その循環へ目を向けたのが今回のコレクションです
土中に存在している水、土、植物の根
それらの密接な関係性が、我々の目にしている地上の自然物以上に環境を左右し
植生や気候を形作っているということを意識してみると
普段目にしている風景の捉え方が一変します
それは、具体的な植生の再生や、森林環境の改善にも役立つ視点ですが
同時に、自然の持つ複雑で緩やかなシステムを
体感的に理解していくきっかけにもなると考えます
こうした〈 見えない環境 〉について科学的視点から理解を深める過程は、
幼少期、北カリフォルニアで体感していた自然理解 例えば、乾季と雨季の移り変わり 春に日々ニジマスを釣り、泳いでいた大きな川が夏に向け徐々に干上がり、 緑色の草原は黄金色に変化していく風景を思い出す事と同義でありました
その様な感覚を色彩や素材使い、ディテールワークへ
より抽象化されたコレクションのムード、衣服から広がる空間性へと
落とし込むことを試みたシーズンです